Large semicircular inverted internal limiting membrane flap in the treatment of macular hole in high myopia.
Chen SN(Taiwan)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 255(12): 2337-2345, 2017
・眼軸長28mm以上(30.49±0.98mm)の高度近視眼(62.25±9.40歳)の黄斑円孔16例17眼に半円形の直径4乳頭径の大きな反転ILM法を行った。
・5眼は黄斑分離症、4眼は慢性黄斑円孔、2眼は近視性脈絡膜新生血管、4眼は網膜剥離を伴っていた。
・網膜前膜がもろい場合は下のILMを一緒にめくってしまう危険性があり、ILM剥離と同時に行った。
・術中のILMは濃い目のICG(1.7mg/ml)で染色した。
・下方のILMを半分取り去ったのち、上方のILMを円孔部縁から100μmまで剥離して、黄斑円孔部に被せた。
・空気置換はほどほどにして、残留液に応じて24%から40%のSF6ガスを注入し、術直後最低2時間の仰臥位を保ち、その後1週間は仰臥位のままか伏臥位とした。
・全例、1回の手術で完治した(TY)