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Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology

2018
256巻

緑内障眼での黄斑部血管濃度

Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology 256巻(8号)2018

OCTA vessel density changes in the macular zone in glaucomatous eyes.
Lommatzsch C et al(Germany)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 256(8): 1499-1508, 2018
・85眼の緑内障と50眼のCtrl眼で黄斑部の血管濃度VDを測定した。
・OCTAはZeissのAngioPlexとOptoVueのAngioVueの2種を使用した。
・黄斑のVDは6x6mmの表層(SL)と深層(DL)の網膜血管叢を測定した。
・黄斑部のVDは緑内障眼でSLもDLも有意に少なかった(P=0.009)が、SLとDLの間には有意差はなかった。
・緑内障眼のVDの最大の低下は下方黄斑部領域で見られた。
・VDは年齢や屈折度には関連はなかったが、眼圧、緑内障罹病期間、視野のMD、OCTのGCC厚、視神経乳頭周囲のRNFL厚、視神経乳頭のCD比、リム領域などに強い相関があった。(図2)(TY)

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