Preoperative central macular thickness as a risk factor for psudophakic macular edema.
Doncel-Fernandez et al(Spain)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 259(1): 37-43, 2021
・白内障手術前の中心黄斑厚(CMT)と術後の嚢胞様黄斑浮腫CMEや黄斑部の網膜チストとの関連を調査した。
・CMEの発症リスクがなく、術中合併症のない179例で術前、術後1日、1M,3MでCirrus-OCTで黄斑部を調査した。
・術前のCMTは257.75±0.60μmで、1か月後は277.86±45.29、3か月後は267.86±20.17であった。
・10.34%で術後に網膜チストがあった。
・術前のCMTが260.5を越えた症例ではCMEを発症するリスクはbinary logistic modelでは、9.08倍であった。(TY)