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Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology

2024
262巻

中心性網脈絡膜症における強膜厚と角膜強度

Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology 262巻(6号)2024

Biomechanical properties measured with dynamic Scheimpflug analyzer in central serous chorioretinopathy.
Aoki S et al(東大)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 262(6): 1795-1803, 2024
・中心性網脈絡膜症CSCRの発症原因として、最近は、脈絡膜渦静脈の鬱血が要因と考えられており、強膜が患眼で厚いことがわかってきた。
・今回、CSCR眼では角膜が硬いかどうかをCorvis STで測定し、強膜の硬さを推定してみた。
・CSCR患者33例52眼と、Ctrlの32例52眼で比較した。
・年齢、性、眼軸長、眼圧、中心角膜厚などには差がないことを確認した。
・Corvisでは、CSCR眼ではCtrl眼に比較して変形しにくかった。
・CSCR眼では、耳側と鼻側での前部強膜厚はCtrl眼より厚かったが、角膜の変形しにくさとは有意差がなかった。
・CSCR眼では、強膜の厚さと無関係に角膜が硬かった。(TY)

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