Carboxymethylcellulose as a new carrier substance for intravitreal injection of reproducible amounts of triamcinolone.
Kube T et al(Germany)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 244(11): 1385-90, 2006
・triamcinoloneは防腐剤としての benzyl alcoholなどを含んでいるので、これらを除去し、40mg/1mlから4mg/0.2mlにする方法の検討。
・A) 0.1mlを1ml注射器にとり沈降させる。
・B) 0.1mlを2.5ml注射器にとり、5μフィルターにつないだ10ml滅菌水で4回出し入れし、最後に0.2mlでback-flushさせる(防腐剤は1%になる)
・C) 0.1mlを2.5ml注射器にとり、5μフィルターにつないだ3方活栓を用いて、2mlの滅菌水で4回洗浄し、最後に0.2mlでback-flushさせる(防腐剤は0.0006%になる)
・D) 0.1mlを2.5ml注射器にとり、5μフィルターにつないだ3方活栓を介して0.9%生食を加えた後に濾過、これを4回繰り返し、最後に2%炭酸メチルセルロース(CMC)でback-flushし、0.4mlとする。フィルター残存確認のため、もう一度、2%CMCで新しい注射器にback-flushさせて混ぜ、同じフィルターを通して0.1mlに減量させた。
・濃度測定結果はA)45%±7.3%、B)15%±6.9%、C)11%±3.2%、D)93%±3.7%であった