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Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology

2009
247巻

偽黄斑円孔の経過観察結果

Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology 247巻(1号)2009

Evolution of lamellar macular hole studied by optical coherence tomography.
Theodossiadis PG et al(Greece)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 247(1): 13-20, 2009
・lamellar macular hole(LMH)の41例41眼で検討した。
・経過観察期間は平均37.1ヵ月(24-54カ月)で、最高視力BCVA、LMH開口の直径、中心窩厚、網膜前膜ERM、PVD、硝子体網膜牽引について検討した。
・LMH開口の直径は平均13.7%開大し、その増大量とERMの存在は統計学的に有意な関連があった。
・中心窩厚は最初と最後の観察では有意に薄くなっており、これは視力低下と相関していた。
・BCVAは30眼(78%)で不変、11眼(22%)で低下していた。
・11眼中8眼では視力低下は2-15 lettersであった

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