Corneal endothelial cell loss after trabeculectomy or after phacoemulsification, IOL implantation and trabeculectomy in 1 or 2 steps.
Soro-Martinez MI et al(Spain)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 248(2): 249-56, 2010
・2段階手術での角膜内皮細胞障害について検討した。
・60歳から83歳の62例80眼を手術を受けないコントロール群(n=21)、線維柱帯切除群(Group 1; n=21)、線維柱帯切除+IOL手術併用one step(Group 2; n=21)、two step(Group 3;n=17)に分けて検討。
・手術は6ヶ月から5年前に施行されており、two stepの場合、間は3カ月以上離れている。
・角膜内皮密度と%cell lossは、それぞれ、2619±319、2447±425(6.35%)、1968±342(24.85%)、1551±323cells/mm2(40.78%)で、併用手術は有意に低下していた。
・Hexagonalityの%は、51.10±8.41、51.4±6.88、45.13±8.40、42.37±9.53であったが、有意差はなかった。