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Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology

2010
248巻

進行した緑内障患者のスタイルス・クラウフォード効果

Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology 248巻(7号)2010

Foveal cone phtorecetor involvement in primary open-angle glaucoma.
Kanis MJ et al(Netherlands)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 248(7): 999-1006, 2010
・中心視野欠損のある緑内障患者19名(中間値:60.1歳)と年齢を合わせたコントロール群34眼(中間値:55.1歳)で眼底反射率測定を行い、水晶体濃度、黄斑色素濃度、錐体の指方向性、内境界膜の反射率などを測定した。
・緑内障患者では、Rd(指方向性錐体反射率 p=0.003))とRILM(内境界膜の反射率 p<0.001)のみが有意に低かった。
・進行した中心視野欠損のある緑内障患者では、錐体の指方向性(Stiles-Crawford effect)が障害されていることが分かった

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