Intravitreal bevacizumab injection for persistent serous retinal detachment associated with Vogt-Koyanagi-Harada disease.
Park HS et al(Korea)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 249(1): 133-6, 2011
・全身的なステロイド治療に抵抗し、網膜剥離が持続した原田氏病の42歳女性に、Bevacizumabの硝子体注射を行ったら、短期間で軽快した症例の報告。
・視力は両眼とも30cm指数弁で、OCT上では中心窩の網膜剥離高は右1119μm、左1161μmあり、3日間のステロイドパルス療法と、50mg(1mg/Kg)→40mg predonisolone内服治療 5週間で、全身状態は軽快、左眼の視力は0.6まで改善したが、右眼は網膜剥離高は884μmと軽快せず、視力も0.1であった。
・1.25mg Avastin注入で、1週間後にRDは消失し、網膜厚は189μmに改善。視力も0.7まで改善した。