Severe loss of central vision in patients with advanced glaucoma undergoing trabeculectomy.
Law SK(CA USA)
Arch Ophthalmol 125(8): 1044-50, 2007
・進行した視野欠損のある緑内障患者に対して、繊維柱帯切除術+MMCの術後視力について検討。
・重篤な視力低下とは、術後視力が0.1以下、or、術前視力が0.1以下の場合は術後視力が指数弁以下、or、4line以上の視力低下のあったものと定義。
・重篤な視力低下は7/117(6%)に発生。
・3例は低眼圧黄斑症、2例はコントロールできない眼圧上昇、1例は白内障の進行、1例は炎症反応によるものであった。
・重篤な視力低下者は、術前の眼圧がそうでないものに比較して有意に高かった(27.1±8.8 vs 19.7±8.1, p=0.04)。
・また手術合併症も優位に多かった(43% vs 4%, p=0.001)