Idiopathic chiasmal neuritis. Clinical features and prognosis.
Kawasaki A et al(Switzerland)
Arch Ophthalmol 127(1): 76-81, 2009
・1983-2001年のChiasmal neuritisの患者のレコードを調べ20名の患者の特徴を調査した。
・眼窩内の視神経炎、全身的な炎症所見のある人、腫瘍性疾患は除外した。
・女性14名、男性6名で平均年齢は37歳であった。
・初診時視力は20/15から光覚弁、1か月を超える進行性の視力低下があったものは1名。
・MRIを施行した12/15名で視交叉部の拡大 and/or 画像強調があり、6名では1個以上の白斑があった。
・経過観察は2週間から22年で、平均5.7年。
・最終中間視力は 20/20(20/15-20/50)であり、視野は正常あるいは改善。1年以上経過観察できた15名のうち、6名は多発硬化症を発症した