Three-year follow-up of a randomized trial comparing focal/grid photocoagulation and intravitreal triamcinolone for diabetic macular edema.
Diabetic Retinopathy Clinical Research Network (DRCR net)
Arch Ophthalmol 127(3): 245-51, 2009
・糖尿病黄斑浮腫に対し防腐剤なしのトリアムシノロン 1mg, 4mg硝子体内注入と局所/グリッド光凝固治療の効果を3年間経過観察した。
・対象はETDRSチャート視力が73(20/40)~24(20/320)の306眼をランダムに配置
・2年目から3年目にかけて多くの眼は3群とも視力改善傾向があった。
・最初と3年後の視力変化はレーザー群ではETDRS letter scoreで+5、トリアムシノロン群では0であった。
・3年間での白内障手術例はレーザー群、1mg、4mgトリアムシノロン群で、31%、46%、83%であった。
・一度でも眼圧が10mg以上になったものは、4%、18%、33%であった。
・2年目の経過と同様、3年目でもトリアムシノロンの優位性は見いだせなかった