A randomized trial comparing the efficacy and safety of intravitreal triamcinolone with standard care to treat vision loss associated with macular edema secondary to branch retinal vein occlusion. The standard care vs corticosteroid for retinal veil occlusion (SCORE) study report 6.
The SCORE Study Research Group
Arch Ophthalmol 127(9): 1115-28, 2009
・BRVOによる視力低下を伴った黄斑浮腫に対し、防腐剤なしtriamcinoloneの硝子体内注入 1mgと4mgの効果と安全性を検討した。
・多施設、無作為臨床試験で、411例について検討した。
・症例は濃い黄斑出血がない場合にはグリッド凝固をおこなった症例、濃い黄斑出血があった場合には、出血が引くまで凝固を待った症例である。
・12カ月後にvisula acuity letter scoreで15以上改善したものを改善とした。
・経過観察群、1mg群、4mg群で改善したものは 28.9%, 25.6%, 27.2%であり、いずれの群間にも有意差はなかった。
・眼圧上昇により緑内障点眼薬を開始した症例はそれぞれ、2%, 8%, 41%で、白内障進行症例は 13%, 25%, 35%であったことから、4mgよりも1mgのtriamcinoloneが良いと思われる