Fixed combination of latanoprost and timolol vs indivisual components for primary open-angle glaucoma or ocular hypertension.
Higginbotham EJ et al(GA USA)
Arch Ophthalmol 128(2): 165-72, 2010
・Latanoprost-timolol合剤(FCLT)とlatanoprostあるいはtimolol単剤の効果と安全性について検討した。
・ベータブロッカーで治療中で、眼圧が26から36mmHgのPOAGあるいはOHTにおいて、4週間のwash-out後にFCLT夕1回(114例)、latanoprost夕1回(113例)、timolol朝1回(111例)にrandomに割り振り、12週間検討した。
・2,6,12週後の8,10,16時に眼圧測定を行った。
・FCLTはlatanoprostよりも9回中7回(2w後と4w後の16時以外)、timololよりも全9回で有意に勝っていた。
・また日中の平均眼圧は6w後と12週後では、FCLTで17.9±3.3と17.8±3.5、Lananoprostで18.9±2.9と19.3±3.4、Timololで20.9±3.7と20.9±3.5で、FCLTで有意に眼圧下降が得られた。
・12wで日中眼圧の30%以上の低下が得られた率はFCLTで73.5%、Latanoprostで57.5%(p=0.007)、Timololで32.8%(p<0.001)とFCLTで有意であった。