Intravitreous bevacizumab injection. An experimental study in New Zealand White Rabbits.
Cortez RT et al(Venezuela)
Arch Ophthalmol 128(7): 884-7, 2010
・硝子体内へアバスチンを注入する際の眼圧と注射針の太さが、注入時の逆流にどの程度影響するかを検討した。
・12頭のNew Zealand White Rabbitsの体重が2.5~3.5Kgのものを2群に分け、トリパンブルーで染色したBevacizumabを硝子体内注射した。
・Group2では、注入前に前房穿刺を行い、眼圧を下げておいた。
・それぞれの群で、27,30,32ゲージ針を2頭づつ使用し、注射後に結膜下に濾泡ができた場合はその径を測定した。
・G1の平均眼圧は17.5mmHgで、27,30,32-Gで発生した濾泡は3.0mm, 1.7mm, なし, であった。
・G2の平均眼圧は10.3mmHgで、27,30,32-Gで発生した濾泡は0.7mm, なし, なし, であった。
・処置前に眼圧を下げておくことと、小径の針を使うことで薬剤の逆流を減らすことができた。