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JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology)

2010
128巻

Femotosecond Laserは角膜創傷治癒を早めるか?

JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology) 128巻(11号)2010

ubbasal nerve density and corneal sensitivity after laser in situ keratomileusis.
Patel SV et al(MN USA)
Arch Ophthalmol 128(11): 1413-9, 2010
・Femtosecond laserと機械的microkeratomeで行ったLASIK後の神経密度と角膜知覚を比較した。
・近視LASICを受ける21例で、1眼はfemtosecond laserで、他眼はmicrokeratomeで行い、1,3,6,12,36ヶ月後に調査した。
・中心部のsubbasal神経密度を共焦点confocal microscopyで、角膜知覚はgas esthesiometer知覚計で測定。
・角膜神経密度、角膜知覚は両方法でいずれの時点でも差がなかった。
・術前、1ヶ月目の角膜神経密度は、Femotosecond laserでは、10883±5083→974±2453、microkeratomeでは12464±6683→1308±2881μm/mm2で、有意に減少していたが両者間に有意差はなし。
・12ヶ月目も減少していたが、36ヶ月目では両方法とも術前と有意差がなくなった。
・Femotosecond laserで神経の治癒機転が早まる訳ではなかった

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