Effect of Unilateral Endothelial Keratoplasty on Vision-Related Quality-of-Life Outcomes in the Descemet Endothelial Thickness Comparison Trial (DETECT)
Michael J. Ang.et al. (CA,USA)
JAMA Ophthalmol. 2019:137(7):747-754.
目的:UT-DSAEKおよびDMEKの生活の質への影響を判断する。
対象と方法:ベースラインおよび術後3か月および12か月に行われたNational Eye Institute(NEI)Visual Function Questionnaire-39(VFQ-39)の複合スコアを使用して分析された。
フックス角膜内皮変性症または偽水晶体水疱性角膜症のため内皮機能障害を有する患者は、DMEKまたはUT-DSAEKに対して1:1の方法でブロック無作為化された。
結果:DMEK 19眼(フックス角膜内皮変性症18眼、偽水晶体眼からの水疱性角膜症1眼)、UT-DSAEK 19眼(フックス角膜内皮変性症18眼、偽水晶体眼からの水疱性角膜症1眼)。
両群に女性が多かった(UT-DSAEK。12 [63%]; DMEK。11 [58%])。平均年齢UT-DSAEK群で68(11)歳、DMEK群で68(4)歳。研究参加者全体では、NEI VFQ-39複合スコアがベースライン時(N = 38; 95%O. 4.9-13.3; P <.001)と比較して術後3か月で9.1ポイント改善し、術後12か月で11.6ポイント改善した。ベースラインと比較した月数(n = 26; 95%CI。6.8-16.4; P <0.001)。 DMEK ではUT-DSAEKと比較して術後3か月でNEI VFQ-39複合スコアが0.9ポイント多く改善したが(P = 0.80)、有意差はなかった。
結論:生活の質は、UT-DSAEKまたはDMEKのいずれかで片側手術を経験している患者で改善した。UT-DSAEKと比較してDMEKの患者のQOLの改善の増加は見られなかった。(CH)