N95 Respirators vs Medical Masks for Preventing Influenza Among Health Care Personnel. A Randomized Clinical Trial
・Lewis J. Radonovich Jr, et al.(US-NY)
・JAMA. 2019;322(9):824-833
・医療従事者における、インフルエンザおよび他の呼吸器感染症の予防効果をN95マスクと通常のサージカルマスクとで比較
・2011.9月-2015.5月、ウイルス性呼吸器感染の多い12週間×4シーズン
・137の医療機関をランダムに振り分け;N95マスクor通常のマスク
・気道症状のある患者の6フィート以内に近づくときはマスク着用、他に手指消毒
・2862名、平均43歳、82.8%女性、看護師・看護学生が最多
・インフルエンザワクチン摂取率7-8割、群間に差なし
・RT-PCR検査で確定したインフルエンザ感染;N95群で8.2%、通常マスク群で7.2%(P=0.18)
・急性呼吸器症状;N95群で619.4/1000医療者・シーズン、通常マスク群で641.3/1000医療者・シーズン(P=0.10)
・外来の医療従事者に対しては、N95マスクと通常マスクではインフルエンザの予防効果に有意差はみられなかった(MK)