Cataract surgery after trabeculectomy.
Husain R et al(Singapore)
Arch Ophthalmol 130(2): 165-70, 2012
・線維柱帯手術後の白内障手術時期が、線維柱帯手術の効果に影響するかどうかを検討。
・235名の線維柱帯切除者のうち、124名(52.7%)がその後、白内障手術を受けたが、27名は白内障手術前に眼圧上昇を来たしたため、非白内障手術群にいれてある。
・経過観察期間の中央値は白内障手術群97例が60ヶ月(28-84)、非白内障手術群138例が48(12-84)ヶ月である。
・両手術の間隔の中央値は21.7ヶ月(4.6-81.9ヶ月)で、6ヶ月以内が2例、6-12ヶ月が19例、12ヶ月以上が76例である。
・白内障手術を受けなかった群に比較して、間隔が6ヶ月、1年、2年のHazard ratioは、それぞれ、3.00(95%CI=1.10-8.14)、1.73(95%CI=1.05-2.85)、1.32(95%CI=1.02-1.69)であった。