Facedown Positioning Following Surgery for Large Full-Thickness Macular Hole A Multicenter Randomized Clinical Trial
Saruban Pasu, et al (England)
JAMA Ophthalmol 138(7): 725-730, 2020
イギリスで9つのサイトで行われた無作為ランダム化試験
少なくとも400μmのMHに対するVit+ILM off+C3F8(14%)注入
3か月毎フォローアップ 12か月未満の経過観察
ランダムに1日8時間下向きまたは前向きに5日間
主要評価項目:術後3か月のOCTで評価
副次評価項目:視力、ポジショニングの経験、生活の質
185名(平均69(64-73)歳)
閉鎖率:前向き群:77/90(85.6%) 下向き群:84/88(95.5%) (P=0.08)
術後視力(logMAR)改善度合い:前向き群:0.34±0.69 下向き群:0.57±0.42 (P=0.01)
ポジショニングの容易さ(0-10):前向き群 9(7-10)、下向き群:6(4-8) (P<0.01)
NEI-VFQ-25スコア:前向き群 87(73-93)、下向き群:89(76-94) (P=0.41)
うつ伏せは円孔閉鎖という点ではあおむけ禁止の前向き群と有意差はないが、視力の改善という点では優れているようである(MM)