Progression of Myopia in School-Aged Children After COVID-19 Home Confinement
Jiaxing Wang, et al (China)
JAMA Ophthalmol. 39(3): 293-300, 2021
・COVID-19で自宅隔離となった学童期の屈折変化と近視の分布を調査する。
・2015-2020年にかけて行われている、10の小学校の6-13歳123535名にスポットヴィジョンスクリーナーで調査
・通常9月に実施する検査であるが、2020年は1月から5月前学校が閉鎖されていたため、6月に実施した。
・6-8歳では2019年までと比べて-0.3Dの進行を認め、2015-2019年までの最も高い近視の割合と比較しても2020年の近視割合は高かった。(6歳21.5% vs 5.7%、7歳26.2% vs 16.2%、8歳37.2% vs 27.7%)
・9-13歳では過去のデータと比べて屈折、近視の割合の変化はわずかであった。
・無散瞳での評価、過去のオルソケラトロジーの利用歴の欠如、他の眼科バイオメトリーデータの欠如などの制限はあるが、より若年児童では高学年の児童よりも環境の変化を受けやすく、近視進行の重要な時期であるかもしれない。(MM