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JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology)

2023
141巻

COVID19による外出禁止と近視進行について

JAMA Ophthalmology (旧Archives of Ophthalmology) 141巻(4号)2023

Evaluaton and follow-up of myopia prevalence among school-aged children subsequent to the COVID-19 home confinement in Feicheng, China.
Wang J et al(China)
JAMA Ophthalmol 141(4): 333-340, 2023
・2020年1月から5月にかけて、COVID19による小児達の家庭内幽閉があり、その時期に近視進行がみられた6歳から8歳の小児の近視進行は、1年後には止まったかどうかを検討した。
・測定はSpot Vision Photoscreenerを使用した。
・対象は325,443名の小児で51.4%が男児である。
・2020年の幽閉時に比較して2021年の屈折度は有意に+化した。
・6歳児は+0.42D、7歳児は+0.41D、8歳児は+0.33Dとなり、近視児の割合は2019年と2021年で同定度となった。
・6歳児は5.7%:7.9%、7歳児は13.6%:13.9%、8歳児は26.29.5%であって、家庭内幽閉による近視化は一過性のものであった。(TY)

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