Effect of povidone-iodine concentration and exposure time on bacteria isolated from endophthalmitis cases.
Hosseini H et al(Iran)
J Cataract Refract Surg 38(1): 92-6, 2012
・44例の白内障術後眼内炎症例の60%(30種)の分離された細菌を用い、各種の濃度のポビドンヨード(PI)に対する試験管内での感受性を測定した。
・McFarland液に混入した細菌を1%,2%,5%,10%のPIに37℃で1分、5分、15分混ぜ、一部を培養液に入れて37℃24時間培養した。
・分離細菌は14例(47%)がブ菌、8例(27%)が連鎖球菌、5例(17%)が黄色ブ菌、2例(6%)がセレウス桿菌、1例(3%)が緑膿菌であった。
・PIの最も効果があったのが、5%PIで15分と、10%PIで5分の接触であった。
・ただ、細菌量が増えると、10%PIで、長時間接触させても、細菌は生存していた。