Application of anterior segment optical coherence tomography to identify eyes with posterior polar cataract at high risk for posterior capsule rupture.
Chan TCY et al(China)
J Catract Refract Surg 40(12): 2076-2081, 2014
・AS-OCTを使って後嚢下混濁、後嚢の状態を調査し、後極白内障の術中の後嚢破損のリスクについて37眼で検討した。
・後極部の濁りと後嚢との隙間がある範囲が、後極部の濁りの50%以上ならGrade1(19眼)、50%未満ならGrade2(13眼)、隙間のある範囲がなければGrade3(5眼)として、術中の後嚢破損の発症率を検討した。
・後嚢破損は8眼に発生し、G1が1眼(5.3%)、G2が4眼(30.8%)、G3が3眼(60.0%)であり、群間に有意差がみられた(p=0.018)。
・術前のAS-OCT検査は術中の後嚢破損の予測に有用である(図)(TY)