Prediction of postoperative intraocular lens tilt using swept-source optical coherence tomography.
Hirnschall N, Buehren T, Bajramovic F, Trost M, Teuber T, Findl O.(Austria)
J Cataract Refract Surg. 2017 Jun;43(6):732-736.
・62例62眼の白内障手術患者
・手術1w前と2M後にIOL-Master 700を用いて6経線(0,30,60,90,120,150度)のBモードを測定し、水晶体・IOLの傾きを測定
【結果】傾きの軸および程度は水晶体・IOLとも正規分布
・水晶体・IOLとも、傾きは(角度・程度とも)左右眼で垂直線を対称軸とした線対称
・傾きの平均度数および角度;術前は15.8°の軸で4.3°、術後は16.8°の軸で6.2°
・術前・術後の傾きの方向は強い相関をしめした(R=0.71)が、傾きの程度は弱い相関(R=0.37)
【結論】術前にSS-OCTで水晶体の傾きを測定することは、術後IOLの傾きを予測することの助けになる(MK)