Phacoemulsification and endocyclophotocoagulation in uncontrolled glaucoma: Three-year results.
Smith M et al(UK)
J Cataract Refract Surg 44(9): 1097-1102, 2018
・以前に濾過手術を行っていないコントロールが困難な緑内障に白内障手術と360度眼内光凝固を84例84眼に行った結果を報告する。
・失敗の基準は1)眼圧が21mmHg以上か、6mmHg以下か、20%以上下がらなかった場合、2)追加の眼内光凝固あるいは手術が必要だった場合とした。
・術前眼圧と薬剤数は18.7±4.8(2.6±0.3)であったものが1年後13.3±3.3(2.5±1.0)、2年後13.8±3.8(2.4±1.1)、3年後14.0±3.9(2.5±1.1)まで低下した。
・9例(10.7%)で合併症がみられたが、緩解した。
・7例がCME、1例が持続する角膜浮腫、1例がIOL捕捉であった。
・3年後の手術の成功率は約40%であった。(TY)