Transscleral suture fixation following recurrent toric intraocular lens rotation.
Arjmand P et al(Canada)
J Cataract Refract Surg 41(5): 912-917, 2015
・Double-loopのトーリックIOLが嚢内で回転偏位した時に2本の9-0プロリン糸で、IOLハプティクスの一方のみに2本糸をかけて固定する方法を考えた(図)。(TY)
Pathologic evidence of pseudoexfoliation in cases of in-the-bag intraocular lens subluxation or dislocation.
Liu E et al(UT USA)
J Cataract Refract Surg 41(5): 929-935, 2015
・眼内レンズ移植の長期後に自然に偏位したために摘出した水晶体嚢を組織学的に調査し、落屑症候群との関連を調べた。
・嚢にIOLが入ったもの37例、IOLとCTRが入ったもの3例である。
・Soemmering形成は、軽度が8例、中等度が18例、強度が14例であった。
・嚢収縮が強く、CCCが小さくなったものが24例にみられた。
・26例に組織学的に落屑症候群が証明されたが、臨床的には13例にしかみられなかった(図)。(TY)
Effect of position of near addition in an asymmetric refractive multifocal intraocular lens on quality of vision
Deric W. de Wit et al (Chile)
J Cataract Refract Surg 41(5):945–955, 2015
・Lentis Mplusの近用部分をメーカー推奨の下鼻側方向に入れた(IN群)40例80眼と上耳側方向とにいれた(ST群)38例76眼を比較
・遠方裸眼視力、矯正視力、近方裸眼視力、4.0mm瞳孔径での高次収差とMTF、Strehl ratioを比較、自覚的満足度も調査
・眼球全体の高次収差のVertical comaとTrefoilがST群でプラスであった
・内部の高次収差ではStrehl ratioはIN群が高かった
・他両群間で明らかな差はなし
・両群ともIOLの明らかな偏位はなかった
・球面IOLで軽度のVertical comaは偽調節に関与しているといわれ、0.2-0.35μmの範囲であることが必要と言われているが、Lentis Mplusにも当てはまるかはわからない
・少なくとも眼内レンズが術後回転してしまい、近用部分が鼻下側になくても、大多数の患者に対しては統計的に良くも悪くも視機能には影響がないと考えられる。(MM)
Evaluation of scleral and corneal thickness in keratoconus patients
Bettina Schlatter, et al. (Switzerland)
J Cataract Refract Surg 41(5):1073-1080,2015
目的:円錐角膜の患者で角膜と同様に強膜にも影響しているかどうか調べた。
対象と方法:研究グループ 51眼(29人、男性22人、女性7人、平均年齢30.8 ± 8.5歳)
平均角膜中心厚447.8±57.8μm、少なくとも円錐角膜と診断されて2年以上。
標準グループ 50眼(26人、男性20人、女性6人、平均年齢30.7±6.35歳)
平均角膜中心厚550.5±35.5μm
結果:標準グループより研究グループの方が角膜の中心部が最も薄かったけれど、周辺角膜も有意に薄かった。
中心から1.5mmの鼻側、耳側、下方に比べ上方では角膜厚は厚かった。それぞれの象限で円錐角膜グループの方が有意に薄かった。
強膜の厚さは円錐角膜グループと標準グループで差はなかった。
強膜の厚さに影響を与えていると思われるのは眼軸と性差で、長眼軸と女性で薄かった。
結論:円錐角膜では角膜の中心が薄くなる事は1世紀以上前から知られていたが、角膜周辺まで薄くなってきている事がわかった。角膜と強膜は間葉組織から発生して、類似のコラーゲンを持つ。そのため、円錐角膜で角膜と同様に強膜も薄くなるのではないかと推測されたが、強膜には影響していなかった。(CH)
Neutralization method for detecting the incidence of color perception changes after cataract surgery.
Miyata A(広島市)
J Cataract Refract Surg 41(4): 764-770, 2015
・白内障術後の青視症の頻度を中和法を用いて検討した。
・Clear IOLを挿入したGroup1とyellow IOLを使用したGroup2とで比較した。
・青視症の検出と程度には白色の紙(W)、段階的に黄色味かかった色紙(Y1,Y2,Y3,Y4,Y5)を使用した。
・健康人は全員がW,Y1,Y2を白と判断したため、Y3,Y4,Y5を白と判断した人を青視症と判定すると、術後1か月ではG1では14.5%、G2では4.9%が青視症であったが(p=0.049)、3か月では9.1%:5.2%(p>0.5)と有意差がなくなった。
・G1では、単眼のみの移植眼が両眼移植眼に比して有意に多かった(22.2%:2.7% p=0.035)(TY)
Pinhole iris-fixated intraocular lens for dysphotopsia and photophobia.
Munoz G et al(Spain)
J Cataract Refract Surg 41(3): 487-491, 2015
・one pieceの黒のポリカーボネート製の虹彩嵌置型ピンホールIOLを作った。
・光学径6.0mm、全長8.5mm、中心穴2.0mmの固い眼内レンズである。
・不快な光視症を訴える円錐角膜の36歳男性に移植し、術後不快感は解消した(TY)
Effect of a capsular tention ring on axial intraocular lens position
Weber M, Oliver Findl, et al. (Austria)
J Cataract Refract Surg 41(1):122-125, 2015
【目的】水晶体嚢拡張リング(CTR)の挿入が術後の前房深度に影響するか調査
【対象と方法】両眼白内障手術を施行された30例60眼。片眼にCTR挿入、もう片眼にはCTR挿入せず。2.8mm角膜切開、IOLはTecnis ZC800。手術1時間後および12週間後にIOLマスターにて前房深度を測定。自覚屈折度数を手術12週間後に評価。
【結果】術前眼軸長;CTR群23.36±1.55mm、no CTR群 23.37±1.70mm(P=0.148)
・術前の前房深度;CTR群3.06±0.45mm、no CTR群 3.03±0.47mm(P=0.074)
・術後の前房深度;CTR群4.83±0.46mm、no CTR群 4.81±0.43mm(P=0.329)
【結論】CTRを挿入しても術後のIOLの軸位置に有意な影響は及ぼさなかった。(MK)
Application of anterior segment optical coherence tomography to identify eyes with posterior polar cataract at high risk for posterior capsule rupture.
Chan TCY et al(China)
J Catract Refract Surg 40(12): 2076-2081, 2014
・AS-OCTを使って後嚢下混濁、後嚢の状態を調査し、後極白内障の術中の後嚢破損のリスクについて37眼で検討した。
・後極部の濁りと後嚢との隙間がある範囲が、後極部の濁りの50%以上ならGrade1(19眼)、50%未満ならGrade2(13眼)、隙間のある範囲がなければGrade3(5眼)として、術中の後嚢破損の発症率を検討した。
・後嚢破損は8眼に発生し、G1が1眼(5.3%)、G2が4眼(30.8%)、G3が3眼(60.0%)であり、群間に有意差がみられた(p=0.018)。
・術前のAS-OCT検査は術中の後嚢破損の予測に有用である(図)(TY)
Ocular anterior segment changes in pregnancy.
Goldich Y et al(Israel)
J Cataract Ref Surg 40(11): 1868-1871, 2014
・60名の妊婦(29.7±4.6歳、妊娠週数31.2±8.9)と60名の非妊婦(28.0±7.4歳)について検査した。
・ゴールドマン補正眼圧と角膜補正眼圧は妊婦、非妊婦で10.96±3.1:12.97±2.7(p<0.001)と、10.97±2.8:13.16±2.2mmHg(p<0.001)で、いずれも有意差があった。
・角膜前面最大曲率半径は44.81±1.48:44.15±1.61で有意差があった(p=0.039)。
・角膜硬性、角膜後面曲率半径、角膜厚、前房深度などには有意差はなかった。(TY)
Effects of topical diquafosol pretreatment of intraoperative corneal wetting
Goichiro Miyake, Ichiro Ota et al. (Nagoya)
J Cataract Refract Surg 40(10): 1682-1688, 2014
・Rondomized single-masked active-controlled study
・2週間のウォッシュアウトを経て、術前に4週間ジクアス群(24例38眼)とマイティア群(27例38眼)を1日6回(オペ当日は2回)
・OVDを使用する前に角膜の乾燥状態をチェック BSSをかけから乾燥し始めるまでの時間を3回測定してcorneal surface wetting propertyとした。
・ジクアス群は50.1±10.8秒、マイティア群は45.3±9.2秒(P<0.029)であった(MM)
Simple method to restore a fractured 10-0 polypropylene suture using a single fisherman’s knot.
Kang MH et al
J Cataract Ref Surgery 40(9): 1568-1570, 2014
・10-0糸の糸切れを解決する一方法(図)(TY)
Sulcus-fixated intraocular lens implantation for the management of negative dysphotopsia.
Burke TR et al(UK)
J Cataract Ref Surgery 40(9): 1469-1472, 2014
・偽水晶体眼のnegative dysphotopsia(ND)に対して、IOL毛様溝固定でのIOL交換(3-piece:Acrysof MA60AC)が有効かどうかを、2009-2012の間に手術を行った女性の5例5眼について検討した。
・全例でNDは消失した
・ND:in・the-bagPCIOLを受けた人が耳側視野に黒褐色or黒い三日月を自覚する症状 で、2000年に発表された。
・明所視で悪化し、眼球を外転させる(三日月の方を見る)と三日月は小さくなる
・発症頻度は術翌日では0.2-15.2%、2年後では2.4%に減少す
・発症要因はいろいろ言われているが、はっきりわからない
・Honadayらは光線追跡法を用いて深く検討し、3つのうちの1つの状況での影の認識と関連していると発表した
・typel:内部反射によるものや、type2:鋭なIOLのエッジの不連続性は、原因ではないだろう
・type3:IOL後面の鋭な面どりした不連続性が陰に関連しているだろうと考えている。こう考えると、いろいろな事が説明できる。
・小瞳孔、瞳孔からIOL迄の距離が0.06mm以上のシリコンIOLや1.23mm以下のアクリルIOLでも同様に発生すること、縁のシヤープなIOLデザイン、鼻側網膜が影が落ちるより前方まで存在することなどである
・NDは多くのタイプのIOLで報告があるが、前房IOL、毛様溝にIOLを挿入したIOL交換時には発生したという報告はない
・また、角膜屈折矯正手術後の報告もない
・in・the-bagIOL挿入後、何か月かすると症状は自然緩解するが、これは後嚢混濁と関連しているだろう。光の散乱がNDを解消させている
・自然緩解しない時の方法として、いくつかが報告されている
・IOLのhapticsを水平に回転させる、前嚢切開、IOLをpiggybackで毛様溝に挿入する、IOL Opticをcaptureさせる、IOLを毛様溝固定として入れ替える。
・NDの予想は難しいが、他眼でNDの目は、もう片眼もNDになる可能性が高いことは 確かである(TY)
Minimizing the invasiveness of traditional trabeculectomy surgery
Garry P. Condon, Marlene R Moster
J Cataract Refract Surg 40(8): 1307-1312, 2014
従来のTLEと比べExpressとInnFocusを紹介
InnFocus:内腔70μmのSIBSという重合体でできた柔らかいチューブ
結膜切開・MMC塗布後、外科的輪部より3mm後方に1.0×1.0mmの強膜ポケットを作成し25Gで前房穿刺 そこに本デバイスを挿入する
術後1年の単独施設23眼のデータでは、平均眼圧下降50%、術後平均IOP 11.1±3.0 mmHg(MM)
Risk factors for acute postoperative intraocular pressure elevation after phacoemulsification in glaucoma patients
Mark A. Slabaugh, et al. (Washington, U.S.)
J Cataract Refract Surg 40(4); 538-544, 2014
・白内障手術を受けた緑内障患者で、手術後眼圧が上がった患者の特徴を評価した。
・ベースライン時眼圧(術前眼圧3回の平均値)より50%以上上昇した時、一過性眼圧上昇(スパイク)とした。
・対象となった271眼(271人)中、45眼(17%)でスパイクが認められた。
その内44眼は追加の治療で眼圧コントロールできた。
1眼(0.4%)のみ、術後90日後線維柱帯切除術が必要となった。
・スパイクがおきた緑内障患者は、隅角が広く、前房深度が深く、眼軸が長く、術前の緑内障点眼数が多く、レーザー線維柱帯形成術を受けていた。また、女性より男性に多かった。人種、緑内障のタイプ、視野は関連がなかった。
・手術後の眼圧を下げる薬物治療(経口アセタゾラミド内服)しなかった患者は際立ってスパイクが起こる可能性が高かった。術後のスパイクを抑える唯一の方法はアセタゾラミド内服だった。
緑内障患者では白内障手術後、積極的に眼圧を下げる事が必要である。アセタゾラミド内服は効率的であった。(CH)
Effect of the eyelid speculum on pachymetry during corneal collagen crosslinking in keratoconus patients
Nienke Soeters, et al. (Netherlands)
J Cataract Refract Surg 40(4) : 575-581, 2014
【目的】角膜コラーゲンクロスリンキング (CXL)の際、開瞼器の使用の有無による角膜中央部の厚み(CCT)を比較
【対象と方法】進行した円錐角膜でCXLを施行する患者を2群に割り付け;Group A:CXL施行中開瞼器かけっぱなし、Group B:30分のリボフラビン点眼中は開瞼器を外し閉瞼。
施術中の各地点においてパキメーターで角膜厚を計測。CXL6か月後に視力・屈折値・角膜屈折率・角膜厚・角膜内皮細胞数を計測。
【結果】50名52眼。リボフラビン点眼後、2群間のCCTに有意差 (p<0.001)がみられた。
CCTの減少はGroup Aで62μm±53(SD) (13%±11%)、Group Bで11μm±35(SD) (2%±8%)。
角膜上皮剥離後およびUVA照射後のCCTには有意差みられなかった。
CXL 6か月後の各測定値は群間で有意差みられず。
【結論】CXLの際、リボフラビン点眼中に開瞼器を外すことでCCTの減少を抑えられる。この知見によりUVA照射の際の角膜厚の安全域を達成する機会が増え、CXLの中断の機会を減少させることができる。(MK)
Rigid gas-permeable contact lens-assisted cataract surgery in patients with severe keratoconus.
Oie Y et al(大阪大)
J Cataract Refract Surg 40(3): 345-348, 2014
・ガス透過性HCLを重篤な円錐角膜症例の術中に使用して有効だった2例を紹介。
・Helonを角膜に載せた後、ガス透過性HCLを載せた。使用したのは、Hoya Hard Ex BC:7.8mm、DD:8.8mm、0diopterで、55°210分のEOガス滅菌で使用した。(TY)
Cataract surgery in ancient Egypt
Patric Blomstedt (Sweden)
J Cataract Refract Surg 40(3): 485-489, 2014
古代エジプト医学で眼科学は最も重要な専門家であり、他科に比し多くの専門医が知られている。非侵襲治療が主体であったが白内障手術はファラオ時代のエジプトで行なわれていた。
エジプトは発展した文明を持つ最古の国で、BC3200年に上下の王国が合併その後発展し、BC2686年古代王国誕生の頃には芸術、建築、工業技術、医学など多分野で業績が確立された。BC5世紀のヘロドトスの原文によると古代エジプトで白内障手術は「水晶体を押すこと」であった。
Ipwyの墓に手術の絵があると言われており(Fig.1)、この場面では一人がもう一人の目に道具を当てている。この道具は巾が1横指で長さが1腕尺(肘から中指先までの長さ)。この道具は実際、医者の墓から見つかっている。この絵はIpwyの墓の棺台を建設する場面にあり、建設中の人々の様子で上にハンマーを足に落とした場面、右上に肩を治している場面もみられ、目に入った異物を除去している可能性もあると言われている(Fig2)。(YM)
Changes in choroidal thickness after cataract surgery.
Ohsugi H et al(阪大)
J Cataract Refract Surg 40(2): 184-191, 2014
・白内障手術前後で脈絡膜厚が変化するかどうかを100眼で検討した。
・脈絡膜厚は中心窩、1.5mm鼻側、耳側、上方、下方の5か所で測定した。
・術前の眼軸長は23.5±1.1mm(20.9-26.0)、眼圧は13.1±2.6mmHg(7-19)。術前の脈絡膜厚は中心窩248.5±82.7μm、鼻側192.8±81.2、耳側239.0±75.7、上方239.0±86.3、下方219.6±74.2。
・術前、術後3日、1・3週、3・6か月で測定した。
・術後眼圧は3週、3,6か月で優位に低下していた。
・術後の脈絡膜厚は中心窩と下方では全経過で、鼻側では3日、1週間、6か月目で、上方では6か月目に増加していた。
・これらの変化は術後早期の眼圧と負の相関があった。
・また、脈絡膜厚の変化は後に眼軸長と負の相関がみられた。(TY)
Efficacy and safety of prophylactic intracameral moxifloxacin injection in Japan
Kazuki Matsuura, et al. (鳥取大学)
J Cataract Refract Surg 39(11):1702-1706, 2013
・白内障術後眼内炎発生率とモキシフロキサシン前房内注入後の合併症の報告
・モキシフロキサシン前房内注入前4年と注入後4年のオペを評価
3施設:50~100μg/ml、9施設:100~300μg/ml、7施設:500μg/ml
最も濃い濃度は14124眼に使用された。
モキシフロキサシン前房内注入前15958眼のうち、術後1ヶ月以内に眼内炎が起こったのが8眼(0.05%)
モキシフロキサシン前房内注入後18794眼のうち、術後1ヶ月以内に眼内炎が起こったのが3眼(0.016%)
モキシフロキサシン前房内注入は眼内炎に対する効果が3倍あった。
18000例以上の症例で角膜内皮の損失による合併症は認められなかった。
・眼内炎になった症例は、原因となる細菌は識別されなかった。前房内洗浄とバンコマイシンとセフタシジムの硝子体注射で改善した。
・モキシフロキサシン前房内注入の安全性と有効性を確立することが、点眼や消毒方法も含め、術中・術後感染症防の予防法の変化を導くかもしれない(CH)
Visual outcomes and patient satisfaction in 9366 eys using a refractive segmented multifocal intraocular lens.
Venter JA et al(UK)
J Cataract Refract Surg 39(10): 1477-1484, 2013
・帯状の多焦点IOL(Lentis Mplus IOL)を挿入した4683名9366眼について検討した。
・裸眼遠方と近見視力(UDVA、UNVA)、矯正視力、屈折度、満足度、副作用について、術後1,3,6ヶ月後に調べた。
・95%で術後3ヶ月で両眼での裸眼視力は6/7.5(0.1 logMAR=0.79)以上であった。
・3ヶ月、6ヶ月目の近見両眼裸眼視力はlogMAR 0.155±0.144=0.70、logMAR 0.159±0.143 =0.69であった。
・重篤な不快光視現象dysphotopsiaの為にIOL入れ替えが必要であったのは55眼であり、全般的には患者満足度は高く、97.5%の患者が他の人に薦めたいと感じていた。(TY)