Ciliary body edema after scleral buckling surgery for rhegmatogenous retinal detachment.
Kawana K et al(筑波大)
Ophthalmology 113(1):36-41,2006
・毛様体厚み、前房深度を44例46眼の術前後(3,7,14,28日後)で測定した。
・毛様体厚みは 3,7,14日後には有意に厚かった(p<0.0001)。3日後に最高。
・輪状締結群では部分内嵌群よりも 3,7日目には有意に厚かった(p<0.001)
・部分内嵌の場合、内嵌した方向が反対方向より3日目には有意に厚かった(p00.0079)
・輪状締結群では、前房深度は3日目に有意に浅かった(p=0.018)。
・部分内嵌群では、有意差はでなかった
・臨床的な脈絡膜剥離や浅前房がなくても、subclinical毛様体浮腫は少なくとも手術後1ヵ月までは全例で存在し、輪状締結群では部分内嵌群よりも浮腫が強かった