Tolerability and efficacy of multiple escalating doses of Ranibizumab(Lucentis) for neovascular age-related macular degeneration.
Rosenfeld PJ et al(FL USA)
Ophthalmology 113(4):623-32,2006
Ranibizumab(Lucentis)はAMDに有用
・抗VEGF抗体から作られた Ranibizumabを最大 2mgまで硝子体内に注入した。
・対象は視力 20/40-20/640の中心窩下脈絡膜新生血管のあるAMD眼。
・2-4週間隔でRanibizumabを5,7,9回硝子体内注入した(total 0.3-2.0mg)
・29人で開始し、27人が140日間のstudyを終了した
・最も多い合併症は虹彩毛様体炎(83%)と注射部位の反応性充血(72%)。
・炎症は注射回数に比例せず、注射量に比例。軽度の眼圧上昇は頻発。
・平均視力は上昇したが、3例では視力低下。病巣の進展はみられなかった
・複数回の硝子体内注入(0.3-2.0mg)は十分に耐えられ、20週間にわたって活性があった