Sensorineural hearing loss in pseudoexfoliation syndrome.
Yazdani S et al(Iran)
Ophthalmology 115(3): 425-9, 2008
・落屑症候群と年齢、性を一致させたコントロール群、それぞれ83例(男60例、女23例、69±8歳)で検査
・1,2,3キロヘルツ波長での聴力を検査した。
・PE群では88.4%の耳で、コントロール群では53.6%の耳で聴力が低下していた(p<0.001 OR:66.9 95%CI=3.49-11.79)。
・片方あるいは両方の聴力が落ちていたのは、PE群では78例(94.0%)、コントロール群では58例(69.9%)であった(p<0.001 OR:6.72 95%CI=2.42-18.62)。
・聴覚閾値もPE群で優位に上昇していた。緑内障の併発と聴力低下とは関連がなかった。
・落屑症侯群では多臓器に障害を起こしていることを支持する所見である