Intraocular pressure fluctuation. A risk factor for visual field progression at low intraocular pressures in the advanced glaucoma intervention study.
Caprioli J et al(CA USA)
Ophthalmology 115(7): 1123-9, 2008
・Advanced Glaucoma Intervention Study(AGIS)に登録された患者で、複数回の手術を受けた眼は除外した301例301眼を対象に、眼圧の変動と平均眼圧が視野の進行に影響するかどうかを検討した。
・全例、reference VF scoreが16以下、最低3年間の経過観察(平均7.2±2.2年)、最低7回の信頼値2以下の視野測定結果があり、1回だけ手術(線維柱帯切除169眼 or ALT 132眼)を受けているものとした。
・平均年齢64.6±9.7歳で、最終の経過観察期間までの、すべての眼圧測定値の標準偏差とした。
・78眼(26%)で視野の進行があった。
・平均眼圧が低い群では眼圧変動は有意に視野進行に関連していたが(p=0.002)、平均眼圧が高い群ではそうではなかった(p=0.2)。
・平均眼圧が低い群(n=100)では22%、高い群では29%で視野進行(p=0.26)