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Ophthalmology

2009
116巻

狭隅角眼における眼圧の日内変動

Ophthalmology 116巻(12号)2009

Diurnal intraocular pressure fluctuation and associated risk factors in eyes with angle closure.
Baskaran M et al(Singapore)
Ophthalmology  116(12): 2300  4, 2009
・アジア人(89%が中国人で、女性は61%)の98例98眼の閉塞隅角眼(32例のPAC suspects、34眼のPAC、32眼のPACG)と21例21眼の正常コントロール眼で、眼圧変動を測定した。
・全ての閉塞隅角眼は事前にレーザー虹彩切開を受けているが、点眼治療などの開始前の症例である。
・8:00~17:00の間に1時間おきに眼圧測定を行い、年齢、PASの広さ、中心角膜厚、垂直C/D比、自動視野計の pattern SDとの関連を調べた。
・眼圧変動はPACG(5.4±2.4)、PAC(4.5±2.3)で有意に高かった(p=0.005、PACS:3.7±1.2、正常:3.8±1.1)。また眼圧最高値は早朝であった。
・PACG+PAC群では、PACS+正常群よりも3mmHg以上の眼圧変動が起こる確率は2倍以上であった(OR=2.38; 95%CI=1.1-5.1; p=0.025)。
・眼圧変動が大きいことは、PASの範囲(r=0.37 p=0.0001)、視野のPSD(r=0.34 p=0.0002)と関連していた。

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