The effect of amantadine on corneal endothelium in subjects with Parkinson’s disease.
Chang KC et al(Korea)
Ophthalmology 117(6): 1214-9, 2010
・アジアインフルエンザやパーキンソン病治療薬として使用されているアマンタジンの角膜内皮障害について検討した。
・パーキンソン病に対してアマンタジンを内服している169例169眼とコントロール群169例について検討。
・アマンタジン群では有意にECD(cells/mm2)が低下 2662.5±29.1(SE) vs 2784.7±25.9(SE) p=0.002。
・Hexagonality(%)が低下 56.9±1.1(SE) vs 61.0±0.9(SE) p=0.004。
・ばらつき率が上昇 35.9±0.6 vs 32.7±0.5 p<0.001。
・内服期間が長いほどECD低下は大きかった(p<0.05)。
・アマンタジンは長期に使用すると用量依存性に角膜内皮障害効果がある。