Interim clinical outcomes in the collaborative bleb-related infection incidence and treatment study.
Yamamoto T et al(岐大)
Ophthalmology 118(3): 453-8, 2011
・予防に関しての2.5年の短期間の34医療機関での協同研究である。
・マイトマイシンCを使用した線維柱帯切除を受けた908名908眼のうち、9眼で濾泡感染症を発症した。
・Kaplan-Meier生命表分析では、濾泡感染症の発症確率は1.5±0.6%(瀘過手術単独)、1.4±1.0%(白内障同時)であった。
・輪部ベースとfornixベースでは差はなかったが、瀘過泡からの漏出があった例(45眼)となかった例(863眼)とでは、5.8±4.1%と1.2±0.5%で、有意差があった(p=0.037)。