Use of fellow eye data in the calculation of intraocular lens power for the second eye.
Olsen T(Denmark)
Ophthalmology 118(9): 1710-5, 2011
・両眼に同じタイプのIOLを挿入した1235名の白内障手術患者で、第1眼のIOL誤差が第2眼のIOL誤差を減らすことに貢献できるかどうかを検討。
・232眼では術後の前房深度ACDを測定した。
・使用したIOL計算式はSRKⅡ、SRK/T、Olsen式である。
・両眼間の予想誤差の相関係数はSRKⅡ、SRK/T、Olson式でそれぞれ、0.56, 0.38, 0.27であった(いずれもp<0.001)。
・屈折誤差矯正の為の回帰式を作成すると、それぞれの式で0.56→0.46D、0.47→0.41D、0.42→0.40Dに屈折誤差は減少した。
・この理由は術後のIOL位置予想における各式独自の不正確性によるものと思われた。