Effect on intraocular pressure in patients receiving unilateral intravitreal anti-vascular endothelial growth factor injections.
Hoang QV et al(NY USA)
Ophthalmology 119(2): 321-6, 2012
・新生血管AMDの207例につき、bevacizumabとranibizumabの注射回数と眼圧経過を調査した。
・注射回数は平均 20.8回(8-48回)、平均経過観察期間は 148.6週(9.7-274週)。
・2回以上連続で、眼圧上昇していた場合を眼圧上昇と定義した。
・5mmHg以上眼圧上昇を来たした人は、治療眼で11.6%、対象眼で5.3%であった。
・平均注射回数は、5mmHg以上眼圧上昇群では24.4回(95%CI=20.9-28.0)であり、非上昇群の20.4回(95%CI=18.9-21.8)より多かった。
・5mmHg以上眼圧が上昇する人は、29回以上注射を受けた人では、12回未満の人に比べ、5.75倍(95%CI=1.19-27.8 p=0.03)、高かった。
・眼圧上昇の要因を検討すると、注射回数のみが相関があった OR=1.50 (95%CI=0.995-2.26 p<0.05)