Asymmetric elongation of foveal tissure after macular hole surgery and its impact on metamorphopsia.
Kim JH et al(Korea)
Ophthalmology 119(10): 2133-2140, 2012
・直径400μm以下の黄斑円孔MHの手術を受けた31例31眼について、傍中心窩の外網状層間の距離の変化を水平と垂直断で、6ヶ月間調査し、非対称性の拡張と視力や変視症スコア(M-score)と比較した。
・水平方向距離は361.6±99.6μm(術直後)、558.8±93.3(2M)、575.4±94.8(6M)であり、水平法光距離は324.2±93.8μm(術直後)、481.2±104.6(2M)、494.6±85.0(6M)であり、いずれも有意に増加しており(p<0.001)、水平方向が有意に長かった(p<0.001)。
・水平断では鼻側が90.3%で長くなっており、垂直断では61.3%で上方に長くなっていた。
・この非対称性の延長は6ヶ月後のM-score地と有意に相関していた(p=0.044)。