Photodynamic Therapy for Choroidal Metastasis in 8 Cases
Kaliki S et al. (USA)
Ophthalmology 119:1218-1222,2012
・脈絡膜転移の治療で光線力学療法(PDT)の有効性を決定すること。
・2001年1月1日から2011年6月1日の間のウィルアイ研究所で治療された8人8眼の9個の腫瘍
・原発腫瘍診断時平均年齢は58歳、脈絡膜転移診断時平均年齢は65歳、原発腫瘍の発見と脈絡膜転移の平均間隔は84カ月。
平均腫瘍径は7mm、平均腫瘍の厚さは2.9mm
9個すべての腫瘍に網膜下液を認めた。
・PDT後、7個の腫瘍(78%)で網膜下液の完全な消失が達成されました。平均腫瘍の厚さは39%減少した。平均腫瘍径は変化がなかった。
・2つの腫瘍がPDTに反応しなかった。それらにはプラーク放射線療法施行した。
・視力の改良あるいは安定化が7眼で達成されました。
・光線力学療法関連の合併症が1眼で網膜内出血が認められた。
・光線力学療法は脈絡叢転移の治療のために有効な選択肢である。(CH)