Intravitreal Aflibercept (VEGF Trap-Eye) in Wet Age-related Macular Degeneration
Heier JS et al. (USA)
Ophthalmology. 119:2537-2548,2012
・同様に設計された2グループ(VEIW1、VEIW2)で、加齢性黄斑変性(AMD)に対するaflibercept とranibizumab硝子体注射を比較した。
・毎月0.5mg aflibercept硝子体内注射(0.5q4)、
毎月2mg aflibercept硝子体内注射(2q4)、
最初の3ヶ月は2mg aflibercept硝子体内注射し、その後は2ヶ月毎の2mg aflibercept硝子体内注射(2q8)、
毎月0.5mg ranibizumab硝子体内注射(Rq4)
平均数注射回数:VEIW1で12.2〜12.4回、VEIW2で12.1〜12.5回
2q8ではVEIW1、VEIW2とも7.5回
VEIW1で視力が維持できたのは(視力低下がETDRSで15文字以下)0.5q4、2q4、2q8、Rq4、でそれぞれ99.4%、95.1%、95.9%、95.1%、VEIW2で 0.5q4、2q4、2q8、Rq4でそれぞれ、94.4%、95.6%、96.3%、95.6%だった。
すべてのaflibercept硝子体内注入グループの平均最高視力はranibizumab硝子体内注射グループの平均最高視力の0.5文字以内だった。
CNVの大きさ、網膜中心厚などの解剖学的な改善は治療群で同様であった。
眼および全身の有害事象は治療群で同様だった。
・2q8はRq4と同様の有効性と安全性を示した。
aflibercept硝子体内注射は経済的負担と危険性を減らす可能性がある。(CH)