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Ophthalmology

2013
120巻

緑内障手術後の篩状板の偏位

Ophthalmology 120巻(3号)2013

Reversal of lamina cribrosa displacement after intraocular pressure reduction in open-angle glaucoma.
Lee EJ et al(Korea)
Ophthalmology 120(3): 553-559, 2013
・POAGで眼圧下降に反応して篩状板(LC)の偏位があるかどうかを検討した。
・100名100眼(年齢54.1±16.8歳)のOAGで、眼圧が20%以上低下した患者を、繊維柱帯術前と術後3,6ヶ月後で調査した。
・眼圧は術前の21.2±9.1から10.5±2.6まで低下した。
・LCの深さ位置は術前の眼圧に関連して、指数関数的に有意に減少した(r2=0.51 p<0.001)。
・LC深度の低下は、若年者、術前の高眼圧、眼圧下降率と有意に関連していた(全て p<0.02)。

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