Corneal collagen cross-linking with riboflavin and ultraviolet A irradiation for keratoconus. Long-term results.
Hashemi H et al(Iran)
Ophthalmology 120(8): 1515-1520, 2013
・進行した円錐角膜に対し、角膜コラーゲンクロスリンキング(CXL)を行った32例40眼について検討した。
・紫外線照射は30分間行い、その間、3分おきにriboflavinを使用した。
・検査は術前、術後1,3,6ヶ月、1,2,4,5年後に行なった。
・logMARでの裸眼視力は術前0.67±0.52(小数点0.21)→5年後0.65±0.51(小数点0.22)。
・BCVAは術前0.31±0.28(小数点0.49)→5年後0.19±0.20(小数点0.65) p=0.016。
・乱視度は-3.14±2.22→-2.49±1.71D(p=0.089)。
・最大K値は0.16±2.20D減少し(0.645)、平均K値は0.10±1.69D減少した(p=0.707)。
・CCT値は483.87±29.07→485.95±28.43μmに増加。
・角膜頂点の前面突出量は13.92±8.28→11.45±8.18mm(p=0.030)、この点の後面突出量は29.54±18.39→26.34±19.59mm(p=0.285)。
・角膜頂点突出度の減少は5年間継続しており、CXLは病状の進行を阻止できることが分かった。(TY)