Effects of different sleeping postures on intraocular pressure and ocular perfusion pressure in healthy young subjects.
Lee TE et al(Korea)
Ophthalmology-120(8): 1565-1570, 2013
・睡眠中の頭や体の位置が、眼圧IOPや眼灌流圧OPPに与える影響について40歳未満の成人ボランティアを用いて検討した。
・IOPと血圧BPを座位、仰臥位、右側臥位、左側臥位、頭を右あるいは左回転したうつ伏せで測定した。
・ただし、頭が横向きの場合は下になった眼を測定眼とした。
・測定にはIcare眼圧計を用い、5分間上記の姿勢をとった後に測定した。
・OPPは心臓と眼の位置で補正した血圧から計算した。
・座位でのIOPは全ての臥位よりも有意に眼圧は高く(全部 p<0.001)、座位でのOPPは全ての臥位よりも有意に低かった(全部 p<0.001)。
・側臥位あるいはうつ伏せでの頭回転で、頭が横向きになった場合、下になった眼の眼圧は上の眼よりも有意に眼圧は高かった(全部 p<0.001)が、OPPには差がなかった。(TY)