Prospective masked comparison of intraoperative floppy iris syndrome severity with tamsulosin versus alfuzosin.
Chang DC et al(USA)
Ophthalmology 121(4): 829-834, 2014
・70例のTamsulosin、43例のalfuzosin使用者、113例のコントロール(計226例)でIFISの発生頻度を調べた。
・術中のphenilephrineやepinephrineの使用は禁止した。
・ビデオ判定で、発生せず、軽度:虹彩揺れのみ、中度:揺れと、虹彩の陥頓か2mm以上の縮瞳、重度:虹彩の陥頓と2mm以上の縮瞳として判定。
・重度のIFISはT群34.3%、A群16.3%、Ctrl群4.4%で有意差があった。
・Ctrl群でもepinephrine未使用者では12.4%に軽度、8%に中度、4.4%に重度のIFISが発生した。
・前立腺肥大があり、白内障手術を予定する人ではまず、alfuzosinを第1選択で使用すべきであろう。(TY)