Outcomes of Macular Hole Surgery with Short-Duration Positioning in Highly Myopic Eyes
Jean-Baptiste Conart, et al. (France)
Ophthalmology 121(6): 1263-1268, 2014
・高度近視眼の黄斑円孔術後に3日間うつ伏せ姿勢をした結果を近視のない眼と比較した。
近視グループ 眼軸長26mm以上 47眼、コントロールグループ 眼軸長26mm以下 47眼
・全体の解剖学的な治癒 89.4%
近視グループ 39/47 (83%)、コントロールグループ 45/47 (95.7%)
1回のオペで閉鎖せず2回目で閉鎖
近視グループ 42/47 (89.3%)、コントロールグループ 47/47 (100%)
視力 近視グループ 0.93±0.31 → 0.52±0.43
コントロールグループ 0.98±0.36 → 0.30±0.20
視力は近視グループで際立って低かった。(P < 0.001)
視力 近視グループ 視力改善 39例(83%)
不変 5例(10.6%)
悪化 3例(6.4%)
・眼軸長が増加すると、成功率は低下する傾向にある。
BBGの使用の有無では差はなかった。
後部ブドウ腫はリスク要因ではなかった。
・高度近視眼の黄斑円孔術後に3日間うつ伏せ姿勢をした結果、解剖学、機能的に満足する結果をもたらした。
しかし、コントロールグループと比べ、閉鎖率と視力改善は劣った。(CH)