Relationship bestween ganglion cell layer thickness and estimated retinal ganglion cell counts in the glaucomatous macula.
Zhang C et al(CA USA)
Ophthalmology 121(12): 2371-2379, 2014
・正常者77眼(49.2±17.1歳)、緑内障疑者154眼(66.0±12.5歳)、緑内障眼159眼(70.9±12.2歳)で、黄斑部の神経節細胞~内網状層間(mGCIPL)厚みと、黄斑部神経節細胞数(RGC)推定数との比較をおこなった。
・RGCの総数は以前に述べた方法で、視野の24-2結果(SAP)と視神経乳頭縁の神経細胞層厚(cpRNFL)から推定した。
・黄斑部RGC総数は耳側のcpRNFL値と中心10度のSAP値から求めた。
・緑内障眼の推定黄斑RGC数は306,010±109,449で、疑者の410,003±83,887個、正常者の520,678±106,843個より有意に少なかった(p<0.001)。
・緑内障眼の黄斑部RGC数は正常者より41%、疑者より21%少なかった。
・また、予測黄斑RGC数とmGCIPL厚とは有意な相関があった(r=0.67, p<0.001)。(TY)