Correlation of serial scleral and corneal pneumotonometry.
Kuo DS et al(CA USA)
Ophthalmology 122(9): 1771-1776, 2015
・眼圧測定に際し、強膜での空気眼圧測定の有用性を検討した。
・被験者は34から94歳(74.1±13.4歳)の33例で、一過性の眼圧上昇を来す抗VEGF薬の硝子体注入を受けた患者で、前、直後、10,20,30分後に測定した。
・僚眼の眼圧測定も行った。
・強膜での測定は角膜での測定とほぼ比例していたが、平均9.0mmHg高かった(95%範囲はー1.5から+19.5mmHg)。
・角膜IOP=1.04x強膜IOL-10.37であった。
・年齢、角膜厚み、緑内障、水晶体の状態は影響がなかった。
・角膜と強膜での測定差は両眼間で相関していた(r=0.75 p<0.001)(図)。(TY)