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Ophthalmology

2016
123巻

網膜周辺部病変のOCT所見

Ophthalmology 123巻(6号)2016

Ultra-widefield steering-based spectral-domain optical coherence tomography imaging of the retinal periphery.
Choudhry N et al(Canada)
Ophthalmology 123(6): 1368-1374, 2016
・網膜周辺部のSD-OCT検査を超広角UWF操舵法(Ultra-widefield steering technique)で観察し、多くの網膜周辺部の病変を描写した。
・widefield=50°,ultra-widefield(UWF)=200°である。
・検査前に2.5%phenylephrineと1%tropicamideを5分おきに3回点眼し、20分後に検査した。
・使用機器はHeidelberg Spectralisで、追加のレンズや装置は使用しなかった。
・周辺を撮るために+18Diopterまで入れ、OCT Z settingを短くした。
・ただし、限界もあり、実際には55%の人(68/124人)しか像が得られなかった。
・理由は患者が周辺部の固視点を固視することが求められ、shortest zero delay line settingや、OCT steering headの回転にも限度があった(図)。(TY)

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