United States multicenter clinical trial of corneal collagen crosslinking for keratoconus treatment.
Hersh PS et al(NJ USA)
Ophthalmology 124(9): 1259-1270, 2017
・進行性の円錐角膜205眼を、通常のCXL群とriboflavinだけのCtrl群に分けて検討した。
・1年後の角膜形状変化を第1の効果判断基準とした。
・第2の効果判断基準は遠見矯正視力CDVA、遠見裸眼視力UDVA、球面透過度数、角膜内皮細胞数などである。
・CXL群では最大曲率半径が1年間で1.6D減少したが、Ctrl群では進行した。
・最大角膜曲率半径はCXL群では28眼(31.4%)で2.0D以上減り、5眼(5.6%)で2.0D以上増加した。
・CDVAはCXL群で平均5.7logMAR改善した。
・10logMAR以上改善は23眼(27.7%)、悪化は5眼(6%)。
・角膜クロスリンキングは有効で安全な治療である。(TY)