Incidence and Outcomes of Repositioning Surgery to Correct Misalignment of Toric Intraocular Lenses.
Oshika T, Inamura M, Inoue Y, Ohashi T, Sugita T, Fujita Y, Miyata K, Nakano S.(筑波大ほか)
Ophthalmology. 2017 Aug 18. [Epub ahead of print]
・8施設でトーリックアクリルIOLを挿入された6431眼をretrospectiveに調査
・42眼(0.953%)で軸ずれに対する整復手術を受けた(初回手術より0-30、平均9.9±7.5日後)
・整復手術により軸ずれ角は有意に減少(32.9±15.7°→ 8.8±9.7°, p<0.001)し、乱視度数も有意に減少(2.4±1.1D→ 1.1±0.8D, p<0.001)した
・初回手術から整復手術までの期間と残余IOL軸ずれ角とは負の相関を示し(r=-0.439, p<0.001)、6日以内の再手術では残余IOL軸ずれ角が13.1±13.5°であったのに対し、7日以降の再手術では6.3±5.9°と有意に軽度(p<0.001)
【結論】トーリックIOL挿入術の0.653%で再整復手術が施行された。再整復の手術は術後1w以降に行うのが望ましい(MK)