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Ophthalmology

2017
124巻

トノメータの洗浄方法

Ophthalmology 124巻(12号)2017

Disinfection of tonometers. A report by the American Academy of Ophthalmology.
Junk AK et al(FL USA)
Ophthalmology 124(12): 1867-1875, 2017
・PubMedとCochrane Library databaseに載っている64論文のうち10論文を抽出し、再利用可能な眼圧計プリズムの消毒法について調べた。
・10論文の内9論文はプリズムであったが、1論文は金属輪であった。
・感染因子はアデノウイルス8と19、単純ヘルペス1と2、HIV1、HCV、enterovirus70、Creutzfeldt-Jakobである。
・アデノウイルス8は4つの全論文で10倍次亜塩素酸塩で無菌化できたと報告されたが、70%イソプロピルアルコールや3%過酸化水素でのふき取りでは無効なことがある。
・HSVについては次亜塩素酸塩や70%イソプロピルアルコールで取り除けたが、エタノールや70%イソプロピルアルコールでこすってもprionを感染させる細胞塊を完全に除去することはできなかった。
・Prion病が疑われる場合は単回使用にすべきだ。
・次亜塩素酸塩はアデノウイルスやHSVに有効である。
              ・次亜塩素酸ナトリウム:漂白剤
              ・次亜塩素酸カルシウム:さらし粉、プール消毒剤(TY)

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